プロダクトづくりの困難さとアジャイル開発の難しさ

昨日になりますが、DevLOVEの「プロダクトをつくるとはどういうことなのか? -正しいものを正しくつくる-」というイベントに参加しました。

 

devlove.doorkeeper.jp

 

当初は定時に上がってそのまま帰宅しようかと思っていましたが、数席空いていたこともあり急遽参加することにしました。

今回は「カイゼン・ジャーニー」の著者の市⾕聡啓さんと「現場で役立つシステム設計の原則」の著者の増田亨さんのセッション、そして、対談という形でした。

 

まずは増田さんのセッション。

www.slideshare.net

この中でも重要なポイントは不確実性と戦うための ソフトウェア設計スタイルとして挙げた3つの項目。特に「創発的な設計活動」の内容が次の市谷さんのセッションで登場することに。

https://image.slidesharecdn.com/emergent-software-design-190701075014/95/-12-638.jpg?cb=1561967597

ちなみに「創発的な設計活動」は観察→仮説→実験→考察という流れ。端的に言ってしまいますと仮説検証となるのでしょうか。この仮説検証が後程登場します。

他にもモジュール分割は機能分割ではなくドメインオブジェクトに基づく型分割しないと硬直化してしまう、重要な20%に投資する等システム設計上の勘所について取り上げられました。

ちなみに、増田さんの著書「現場で役立つシステム設計の原則」は以下の通りです。

gihyo.jp

私も買っていつつも、熟読できていないので時間を見つけて読まないと。

 

引き続き市谷さんのセッション。

www.slideshare.net

ここでの「アジャイル開発は2度失敗する」の中に出る2つの壁は、

  • 1つ目の壁:早く少しだけ形にして、新たに分かってきたことを現実的にどうやって受け止められるようにするか?
  • 2つ目の壁:プロダクトオーナーと開発チームの間にある境界線

聞いていてアジャイル開発をしても1番目の壁がなかなか超えられず頓挫するケースが多いのではないのかという感じがしました。そもそも早く少しだけ形にする中で新たな不安が出て、それを受け止められていないのかなあという感じがしました。

以前、あるTV番組の中で世界的なデザイナーである吉岡徳仁さんが「不安ですよ、不安だらけ。うまくいく保証なんてないし。(中略)できるまでがね、難しいんですよね。」という言葉を思い出しました。そもそも進めていく中で不安という壁にぶつかることはしょっちゅう。私ですら壁にぶつかっては悩むことはしばしばです。

解決手段として余白を作り、1スプリントに対しての強度を高めるということを提示されました。

そして、2つ目の壁「プロダクトオーナーと開発チームの間にある境界線」で増田さんが話された「創発的な設計活動」の内容の仮説検証が出てきます。

https://image.slidesharecdn.com/product-190701121942/95/2-26-638.jpg?cb=1561983923

「仮説検証型アジャイル開発」という手法がそれで、仮説検証の中でMVP (実用最小限の製品) を特定し、アジャイル開発にて正しく作るという手法ですが、確かに検証せずに思い込みで正しいものを作っても出てくるのは誤ったものであれば自然ではないかと思いました。

あとは適者生存の構造化戦略のためには段階のデザインと変更容易性が必要とのことでした。

その後、市谷さんと増田さんの対談とQ&Aでクローズとなったのですが、その市谷さんの最新作「正しいものを正しくつくる」は以下の通りです。

www.bnn.co.jp

私自身、帰宅前に購入して帰りの電車の中で一気読みしましたが、量がそこそこあって読み切るのに一苦労しました。

一読しているので、今度はじっくりと読み返してみようと思います。

#CMC_Meetup と #ssmjp の共通項

昨日になりますが、CMC Meetupに初めて参加しました。

eventregist.com

この回はコミュニティマーケティングのおさらいということで、前半は発起人の小島英揮さんの「コミュニティマーケティングの基礎【おさらい編】」。

www.slideshare.net

先日「ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング」を購入し、読んでいたこともあり興味深く聞いていました。特に印象的なのは

正しい人に正しく(×強く)伝わる方法を実現する考え方、 行動のフレームワークがコミュニティマーケティング

ということ。伝えるときにどうしても不特定多数の人になってしまう場合が起こり得ます。でも本当に伝えたいのは正しい人というか本当にほしい人という感じがします。「ほしい」という鍵穴に「正しく伝わる」という鍵を差し込むことがコミュニティマーケティングという感じがしました。

その後、LT6本とQ&A、そして懇親会という流れでしたがLTで一番インパクトが有ったのはこれ。

speakerdeck.com

CMC_Meetupで学び直して、コミュニティプロデューサーで生計を立てているのはすごいのですが実はそれ以上にインパクトが有ったのは

コミュニティでのデメリットは運営の難しさ。それ以外はメリットしかない。

ということ。やはりユーザー自身での自走化は敷居が高く、最初はコミュニティマネージャーなりコミュニティプロデューサーが補助しつつ徐々にという感じなのでしょうか。

でも唯一の心残りはQ&Aで質問が出てこなかったこと。もう少し勉強せんと。。。

さて、CMC_Meetupの最初の方でこんなスライドがありました。

 これを見たときに、先日参加したssmjpのこのフレーズを思い出しました。

ssm.pkan.org

アウトプットしないのは知的な便秘 

つまり質問なりtwitterなりのコメント、ブログやtogetterなどパブリックにアウトプットすることが大切で、しないと世界とのずれの認識ができず結果的にバージョンアップしない気がします。

昨日、twitterを見ていたら気になるツイートがありました。

 読んでいて、イベントなりMeetupに参加しても名刺交換で自分の名前だけ売って帰るというのはどうなのだろうかという感じがしました。

やはり、知識を共有しその先に業務や自身に活かすことを考えたらアウトプットは欠かせないものではないのでしょうか。

よく「アウトプットファースト」という言葉が出てきます。

「ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング」でも3つのファーストの中の1つとして出てきます。

私自身、イベントなりMeetupに参加したときはどんな手段でも良いのでアウトプットしていこうと思います。

最後に、改めて「ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング」をじっくり読み返そうと思います。

www.njg.co.jp

プロジェクトリーダーは。。。

間隔が空いて久しぶりのブログになってしまいました。

タイトル通り、プロジェクトリーダーの仕事について書こうと思います。

実はプロジェクトリーダーの仕事に初めて関わり、その中で自分なりに思ったことを書きたくなった次第です。

事の発端は先月GW明け。客先のプロジェクトマネージャーからクライアントPCのOS移行に伴うテストのプロジェクトリーダーを急遽やってほしいという依頼を受けた。正直私自身は難色を示した。当時メンバーは外国人が一人。しかもスケジュールが1週間以上遅延しているという最悪の状況。そのテコ入れにプレイングリーダーとして私に打診したとなると最悪の状況が脳裏に浮かんだ。2人がかりでも私ですら扱ったことがないシステムの検証となると、環境面含めノウハウがない上に更に暗礁に乗り上げてもおかしくはなかった。ついでに言えばコミュニケーションでも上手くいかない可能性も否定できなかった。

ひとまず環境構築をしつつスケジュールの見直しおよび立て直しを図ることにした。

ところが案の定ノウハウがないことが影響して環境構築が四苦八苦。そこで有識者を巻き込み何とか乗り切った。

その後、2名追加参画し4名体制で作業を当たることになった。

この時私の中にはテスト作業はメンバーに全て任せ、私自身はメンバーのフォローとスケジュール調整に専念することに決めていた。要はスケジュール(WBS)という山を示しつつ、私自身は口を挟まずメンバーを信じ任せることにした。

そんなこともあり、徐々に歯車が噛み合い上手くスケジュールの遅延もなくなっていった。同時にメンバーから上がってきた成果物を私なり担当していないメンバーなり第三者の視点でチェックをしていった。

結果として予定より早くプロジェクト完了。一段落ということになった。

このプロジェクトを通して、気づきを2つほど書こうと思います。

 

プロジェクトリーダーは生かされている

言葉は大袈裟ですが、メンバーに対して「あなたはこうしなさい」ということを私自身正直言いたくありませんでした。最悪萎縮しコミュニケーションはおろか仕事自体に支障が出そうだと感じていました。そこでさっきも書きましたが方向性は示しつつ作業自体はメンバーに任せ私はフォローに回る形にしました。正直生きているという心地はせず、むしろ生かされている感じがずっとしていました。でもリーダーとはメンバーに支えられているというか生かされているという言葉が適切ではないのかなと言う感じがしました。

プロジェクトリーダーは潤滑油的な存在

メンバーに作業を一任するとなると、リーダーは調整役に徹することになります。そのため作業をしている中で進捗含め問題点はないのか、他のチームに依頼しないといけないことはないのかなど積極的にコミュニケーションを取っていくことになります。そのため、黒子というか裏方に徹し潤滑油的な存在として動くことが大切という気がしました。

 

プロジェクトを運営することは正直しんどいことです。色々な方が関わってきますし。特に人数が多くなってしまうと正確に方向性を示しつつ、コミュニケーションを円滑にして作業を任せるようにしないと破綻してしまいます。クラシックに例えるとオーケストラに対し、指揮者が方向性をリハーサルで示しつつ本番はメンバーを開放させて行く感じでしょうか。

参考までですが、私自身がリーダーのイメージとして指揮者の大野和士さんを描いていました。

十数年前になりますがその大野和士さんが「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演したときのリンクを貼っておきたいと思います。

www.nhk.or.jp

 

またいつプロジェクトリーダーを任されるか正直分かりません。そのときに備え色々と知見を得つつ日々研鑽していきたいと思います。

DBMSはおもろいぞ

今日は仕事をちょっとだけ残業して、この勉強会に参加しました。

mixi.connpass.com

 

これはわかりやすくかつおもろくてさすがそーだいさんという感じでした!

特にデータに暗黙的な意味を持たすという話はちょっと考えさせられるものがありました。

私自身買ってからなかなか読むタイミングがなかったのですが、今日の話を聞いてじっくり読もうと思います。

gihyo.jp

ボードゲームもいろいろ

少し時間が経ってしまいましたが3月4日(月)になりますがトレーニング会社さん主催の勉強会に参加したのですが、この時は「ボードゲームワークショップ」と題し3つのボードゲームをすることになりました。

この時はこの3つのゲームをしました。

  • 顧客が本当に必要だったものゲーム
  • セキュリティ専門家 人狼
  • モニャイの仮面

特に最後の「モニャイの仮面」はVRを用いたボードゲームで自分としては新鮮でした。

 

 最初にプレイしたのは「顧客が本当に必要だったものゲーム」というボードゲーム 

gamemarket.jp

このゲームは顧客の無理難題の要求に応えつつ「ブランコの木」を作って「やった感」というポイントを多く獲得した人が勝ちというゲームでした。

実際にやってみるとなかなか難しい。。。orz

特にカードを上書きできるので上書きするタイミングが肝なのかも。

ちなみに以下のサイトで購入することができます。

hanshakaijin.booth.pm

 

 続いてはちょっとだけ触れましたが「モニャイの仮面」というVRを用いたボードゲーム

 

gamemarket.jp

このゲームはVRに投影する画面を見て地図を完成させるというルール。

慣れるまではちょっと大変ですが、実際にやってみると難しいながらなかなか面白かったです。

 最後にやったのは「セキュリティ専門家 人狼」。このゲームはなんと日本ネットワークセキュリティ協会が出しているゲームとのことです。

www.jnsa.org

ルールはCSIRT側と犯罪者側に分かれ、人を減らしつつ自陣を勝利に導くというもの。

実際にやってみると完全な心理戦。(^^;A

特に最初に受け取ったカードによって役目が異なるので、どのように発言するかも鍵かもしれません。

普段ボードゲームをしない自分としては新鮮な感じでした。

会社の昼休みなりチームミーティング内でやってみるのも全然ありだと思いますので、是非一度やってみることをお薦めしたいと思います。

プロジェクト管理ボードゲームを体験してきた!

先月の19日のことですが、Backlogでお馴染みのヌーラボさんが「プロジェクト テーマパーク」というプロジェクト管理ボードゲームがお披露目されるとのことで池袋に行ってきました。

 

このゲーム自体は昨年の"Backlog World 2018"で製作中だったことを知り、この時はプレイこそしなかったのですが少しだけ見ていてどうなるか非常に興味がありました。

ちなみに、このときのPRは以下になります。

nulab.com

この日はその「プロジェクト テーマパーク」お披露目&体験イベントで池袋のJELLY JELLY CAFE 池袋2号店さんにお邪魔致しました。

 さてこの「プロジェクト テーマパーク」、どんなゲームかと簡単に申しますと

  •  20個(人数によっては15個)のアトラクションを10月から3月(条件によっては4月)のうちに全て建てる
  • 1つのアトラクションを建てるには1枚のやる気カードの数字と1回ふったダイスの目を合計が表記された数字を満たすこと(表示された数字次第では複数のプレーヤーが協力して建てる場合もあり)
  • 各月最初にアトラクションを建てる数(見積)を決め、発生するイベント下でアトラクションを目標通りに立てれば信頼度が上がり、未達の場合は下がる

 ざっくりですがこんな感じです。

ところがいざやってみると本当に難しい。。。(>_<)

私がいたテーブルは1回目がなんと2ヶ月目でゲームオーバーという。。。orz

 

 でも、回数を重ねる中で大分良くなりましたが。。。(^^;A

 プレイの後はゲームデザイナーさんから裏側のセッション。これが奥深かったです。やはり会社の風土が出るものだなあと聞いていて感じました。

 とにかく楽しいひと時で、またやりたいなと思いました。

詳細はヌーラボさんのBacklogブログでも公開されています。

backlog.com

現在は販売はなくJELLY JELLY CAFEさんでという形になってしまいますが、是非機会があればやるのもありだと思います。

運営スタッフとして、当日スタッフとして

先々月、先月とカンファレンスの運営スタッフないし当日スタッフとして参加していました。

  • 2019/1/26(土):Backlog World 2019
  • 2019/2/5(火):EMFM Meetup #1
  • 2019/2/16(土):Laravel JP Conference
  • 2019/2/23(土):JAWS DAYS 2019

 まずは先々月のBacklog World 2019。

backlogworld2019.jbug.info

ここでは運営スタッフとして関わったのですが、私自身仕事の都合がなかなかつかず運営ミーティングにも参加するのがやっとという感じでした。。。

当日は会場誘導をしていましたが、合間に興味あるセッションも聞けて有意義な次官となりました。

 

先月は5日にEMFM Meetup #1の当日スタッフとして参加していました。

当イベントはPodcastで配信されている”EMFM”の再生数が20000回を超えたとのことでのイベントでした。

anchor.fm

ちなみに、当回はメルカリのVPoEでいらっしゃる是澤太志さんとCTOでいらっしゃる名村卓さんの回でした。

当日の模様は以下で聞けます。

anchor.fm

 ちなみに、パーソナリティをされている「エンジニアリング組織論の招待」の著者でいらっしゃる広木大地さんとこのとき初めてお会いしました。(^^;A

アドリブも出たりと本当に見ていて楽しかったです。

 

16日はLaravel JP Conferenceの当日スタッフとして参加していました。

conference2019.laravel.jp

現職で初めてLaravelを触れて使い勝手の良いPHPフレームワークだと感じ気になっていたときに、このカンファレンスの存在を知り当日スタッフとして参加することにしました。

当日は受付を担当させていただきましたが、マニュアル化はされていましたもののいざ当日となるとハプニングがあったりと苦労しました。

それでも、時間が経つにつれて慣れてきたのでその点では良かったかなと思います。

合間にセッションを2つほど聴講しましたがいずれも面白かったですし。

 

そして、先週の23日ですがJAWSDAYS 2019の当日スタッフとして参加しました。

jawsdays2019.jaws-ug.jp

JAWSDAYSは昨年に引き続いて参加したのですが、今年はセッション担当として動いていました。

セッション担当自体初めてで、私は進行と通行の導線確保をしていましたが最初は気が回らずパートナーに迷惑をかけてしまい非常に情けなくなってしまいました。。。

最後の方になって徐々に慣れてきたので良かったですが。

余裕がなかったこともあってセッションの方もあまり聞けませんでしたが、それでもセッション進行の難しさを痛感しつつやれたことは今後に活かせそう感じがしました。

懇親会は本当に楽しく、2000人弱の参加者の中でスタッフとして関われたことに感謝しています。

最後に懇親会時に撮っていただきました全体写真を貼っておきます。来年も時間がつければ参加したいものです。

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こんな大規模なイベントに当日スタッフとして関われ改めて感謝です。